2011年12月23日金曜日

消えゆく「SANYO」 三洋本社のロゴ撤去


三洋電機本社ビル(大阪府守口市)の壁面に掲げられた「SANYO」のロゴが23日、取り外された。来年1月のパナソニックグループの新体制移行に伴い「Panasonic」のロゴに付け替える。他の拠点でも順次交換され、長年親しまれたSANYOのロゴは建物や看板からも姿を消していくことになる。
 ロゴは縦約3メートル、横約9メートルで、1999年の本社完成時から10階部分に設置されていた。23日は朝方からクレーンで1文字ずつ地上に下ろされ、敷地内の看板などのロゴも外された。
 近くに住む会社員の男性は「寂しい気持ちもあるが、三洋もパナソニックも地元の企業。これからもグループで結束して頑張ってほしい」と話していた。
 パナソニックはことし4月、三洋とパナソニック電工を完全子会社にしており、来年1月から3社の事業を再編・統合した新体制に移行する。商品のブランドもPanasonicへの統合を進めている。

2011年12月10日土曜日

「日本は世界一、奇妙な国だ!」 外国人を驚愕させた“独創的すぎる”日本のお菓子

日本のお菓子がいかに繊細でどれほど優れたものかということは、わざわざ今さら言わずとも日本人なら多くがご存知のことだろう。しかし海外では今、独創性に富んだ(富みすぎた!?)、あるメイド・イン・ジャパンのお菓子が「これは魔法か!?」といった驚きをもって迎えられているようだ。

和菓子のクオリティの高さは、すでにグローバルに認知されていることだろう。その繊細さや美的センスの高さから、芸術の域に達していると評されることも少なくない。しかし、今回ご紹介するのはそうした伝統の和菓子ではなく、「知育菓子」と呼ばれるジャンルだ。アラサー世代以降の方々なら「『ねるねるねるね』などの」と付け加えればすぐお分かりのことだろう。

粉末を水に溶かすだけで泡が発生したり、かき混ぜると色が変わったり……まるで化学実験のように、作ることの“楽しさ”を味わえる知育菓子(かつては“サイバー菓子”とも呼ばれた)。先出の『ねるねる~』ほかにも、『ムクムク』や『ドンパッチ』、最近では寿司ネタとシャリを作れてしまう『たのしいおすしやさん』といった商品も登場して話題となったことも記憶に新しい(『たのしいおすしやさん』紹介記事はこちら)。



今回ご紹介するのは、クラシエフーズから発売されている『グミつれた』という知育菓子だ。クラシエといえば、『ねるねる~』や『たのしいおすしやさん』、『ポッピンクッキンシリーズ』などなどの傑作を生み出した、この分野では他の追随を許さないトップメーカーといって良いだろう。そのクラシエから、『ねるねる~』の遺伝子を受け継いで生まれたのがこの『グミつれた』だといえば、それがいかなるものかをご想像いただけよう。基本的には『ねるねる~』などと同じように粉末と水を混ぜて作るのだが、驚くべきはその“出来上がっていく様子”。百聞は一見にしかず、その製作過程は動画でご覧頂きたい。

グミつれた



まさに“釣り上げ”られていくグミ……。『ねるねる~』などで比較的慣れている私たち日本人が観ても十分にインパクトのある動画だが、免疫のない海外の人々にとっては、やはり大きな衝撃だったよう。同商品を作る様子を映したこれらの動画がYoutubeなどの動画サイトで公開されるや、たちまち海の向こうの国々で大きな話題になったのだ。

「一体、何がどうなっているの????」
「うぎゃあ、クレイジーーー!!!!!」
「おお、神よ……」
「こ、これは……魔法か!?」
「おい、フェイクだろ!?」
「奇妙だけど、食べてみたいかも……」
「めっちゃ欲しい!」

と、賛否両論を巻き起こしている。
さらに、同商品を作り出した日本に対しても驚きを隠せないようで、

「日本人って、本当に不思議!」
「日本は世界で最も奇妙な国だね!」
「世界にもし日本がなかったらどうなるの??? きっと退屈よね!」

との声も多数上がっている。
海外の人々からすれば、不思議な商品を作り出してしまう日本人そのものが“東洋の神秘”といったところか。

※参照元:Ta Bonitonaosalvo.com(ともに海外サイト)