3日付の韓国紙、朝鮮日報は、北朝鮮が最近、平壌のミサイル工場で全長40メートルの大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを製造した可能性があると報じた。韓国政府筋の話として伝えた。
同紙によると、米国の偵察衛星などが発見したもので、北朝鮮が予告した「衛星」打ち上げに使用されるとみられている長距離弾道ミサイル「テポドン2号」(全長約30メートル)より大型。完成しているとすれば、米本土に到達する能力を持つ可能性があるが、実際に発射可能なものか実物大の模型かは確認できていない。
米韓の軍当局は、今月15日の故金日成主席の生誕100年か、同25日の朝鮮人民軍創建80年に行われる大規模な軍事パレードにこのミサイルが登場するとみているという。(共同)