2012年1月24日火曜日

“愛人”女性が船長擁護?「容疑は見当違い。英雄よ」


イタリアの豪華客船コスタ・コンコルディアが座礁した事故で、乗船名簿に載っていない不法な乗船客が多数いた可能性のあることが23日、分かった。現地メディアが報じた。事故発生後、フランチェスコ・スケッティーノ船長(52)が女性と食事中だったと伝えられているが、実はその女性も同船長の「個人的な招待客」で乗船名簿に記載がなかったという。この女性は無事だったが、同様に記載のない女性が多数事故に巻き込まれた可能性も出て来た。
 スケッティーノ船長の“愛人”と報じられたバレリーナ、ドミニカ・チョモルタンさんが23日までに、現地メディアの取材に応じ、「船長に対する容疑は全くの見当違いだ」と擁護した。チョモルタンさんによると、「スケッティーノ船長は会社(コスタ・クルーズ)でも最高の船長」と称賛し、「あらゆる手を尽くして乗客の命を救った英雄だ。乗員も皆プロらしく働き乗客を救った」と話している。さらに事故当時、船長と一緒にいたとされる点は「食堂で友人と夕食を取っていた」と“関係”を否定した。(サンケイスポーツ