米投資ファンドのベインキャピタルが、ファミリーレストラン最大手、すかいらーくを買収するする方向で最終調整していることが12日わかった。すかいらーくの発行済み株式の8割弱を保有する野村ホールディングス傘下の野村プリンシパル・ファイナンス(NPF)と月内にも合意する見通し。買収額は負債を含めて2600億円程度で調整中で、実現すれば投資ファンドによる国内企業の買収では今年最大級となる。
すかいらーくは平成18年、創業家らが経営改革を進めるため、自社買収を決断。野村プリンシパル・ファイナンス(NPF)や英投資ファンドと組み、株式を非公開化した。その後、経営陣の交代や増資などを経て、現在はNPFが8割弱を出資、残り2割強の株式を三井住友トラスト・ホールディングス傘下の中央三井キャピタルが保有している。
ベインキャピタルは世界で約5兆円規模の資金を運用する米大手ファンド。同社によるすかいらーくの買収交渉は3月に明らかになっていたが、東日本大震災などにより、交渉を一時凍結していた。ベインは、大手銀行グループからの借り入れも活用し、すかいらーくを買収する計画。少子高齢化をにらんだ営業強化や採算管理の改革によって企業価値を向上させたい考えだ。
すかいらーくは平成18年、創業家らが経営改革を進めるため、自社買収を決断。野村プリンシパル・ファイナンス(NPF)や英投資ファンドと組み、株式を非公開化した。その後、経営陣の交代や増資などを経て、現在はNPFが8割弱を出資、残り2割強の株式を三井住友トラスト・ホールディングス傘下の中央三井キャピタルが保有している。
ベインキャピタルは世界で約5兆円規模の資金を運用する米大手ファンド。同社によるすかいらーくの買収交渉は3月に明らかになっていたが、東日本大震災などにより、交渉を一時凍結していた。ベインは、大手銀行グループからの借り入れも活用し、すかいらーくを買収する計画。少子高齢化をにらんだ営業強化や採算管理の改革によって企業価値を向上させたい考えだ。
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