2012年3月21日水曜日

警戒区域入った女性、死亡 「気分が悪い」訴え、意識失う

20日午前11時ごろ、東京電力福島第1原発事故の警戒区域に指定されている福島県浪江町で、重機を区域外に持ち出すために許可を受けて入域していた50代の女性が倒れたと119番があった。女性は救急車で福島県南相馬市の病院に搬送されたが、午後1時に死亡が確認された。政府の原子力災害現地対策本部によると、原発作業員を除けば、警戒区域に立ち入った人が死亡するのは初めて。
 原子力災害現地対策本部によると、女性は同僚数人と事業者向けの立ち入り許可を受けて入域。急に「気分が悪い」と訴えてトイレに入り意識を失ったという。
(NSN産経ニュース)

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