2011年8月3日水曜日

新幹線や特急デザイン…世界の水戸岡鋭治の作品展 博多シティ



JR九州の新幹線「つばめ」や特急「ソニック」など、ユニークな列車のデザインで知られるデザイナー、水戸岡鋭治さんの作品や仕事場などを紹介する「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」が3日から、JR博多シティ(福岡市博多区)で開かれる。親子で楽しめるデザイン教室などもあり、同社は「五感で楽しんでほしい」としている。24日まで。
 水戸岡さんは昭和63年からJR九州の車両デザインに携わり、外装の絵柄のほか車内の装飾やシートの設計、さらには駅舎のデザインなども手掛けてきた。これまでに、優れた鉄道技術やデザインが評価されるローレル賞やブルネル賞などを受賞し、今年は「2010毎日デザイン賞」が贈られた。
 今回の企画展は、「水戸岡デザイン」の神髄を紹介しようと、これまでの水戸岡さんの作品のイラストやスケッチ、鉄道模型などを展示。水戸岡さんが代表を務める「ドーンデザイン研究所」の仕事場も再現し、スタッフが実際に作業する様子を見学できる。
 13日には水戸岡さんがデザインの魅力などを語るフォーラム「鉄道を楽しむ夕べ」、14日には子供らが水戸岡さんから絵を学べるデザイン教室「ぼくはつばめのデザイナー」が予定されている。
 最終日を除き、午前10時~午後9時。入場は大人千円、中高校生800円、小学生以下無料。問い合わせは博多ターミナルビル((電)092・292・9203)。

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