2011年9月9日金曜日

妻死去から一夜、新沼謙治が涙こらえ「嫁に来ないか」


7日に妻でバドミントンの元世界王者、博江さん(享年62)を亡くした歌手、新沼謙治(55)が8日、宮城・加美町の中新田バッハホールで公演を行った。ステージ上では妻の死について直接触れなかったものの、「お客さんにいろいろご心配をいただきまして、ありがとうございました」とあいさつした。
 愛妻の突然の死去から一夜明け、悲しみをこらえてステージに。地元農協関係者向けの昼夜2公演で、ヒット曲「嫁に来ないか」など11曲を熱唱。涙を見せることなく気丈にこなした。
 博江さんは7日正午ごろ、都内病院で死去。所属レコード会社によると死因は肺がんだった。約5年前に乳がんが判明していた。
 新沼は7日も山形県上山市で東日本大震災のチャリティーコンサートを昼夜2公演行っており、愛妻の最期を看取ることはできなかった。同夜に帰京後、自宅で遺体と対面、この日の朝に再び宮城へ向かった。
 通夜は17日、葬儀・告別式は18日、東京都大田区東海1の3の1、臨海斎場で(時間未定)。喪主は新沼が務める。死去から10日ほどたっての葬儀だが、新沼のスケジュールなどを総合的に判断したという。(サンケイスポーツ

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