2011年9月24日土曜日

日本への落下はなし 衛星、午後に大気圏突入 NASA「人の危険低い」


運用を終えて制御不能になった人工衛星「UARS」について、米航空宇宙局(NASA)は24日、日本時間の同日正午から午後4時にかけて大気圏に突入する見通しだと発表した。この時間帯にはカナダやアフリカ、オーストラリアの上空を通過すると予測され、燃え残った部品が日本に落下する可能性はほとんどなくなった。
 UARSは重さ6・5トン。大部分が大気圏突入時に燃え尽きるが、チタン製の燃料タンクなど26個の部品(重さ計約500キロ)が燃え残って落下する恐れがある。
 NASAは当初、部品が人に当たってけがをさせる確率は3200分の1、特定の個人に当たる確率は22兆分の1と試算。ただ落下が懸念される区域の大半は太平洋や大西洋、インド洋など海上になるため、NASAは「人に危害を及ぼす危険性はかなり低くなった」としている。
 

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